青い春と出会った恋
「そんな事ないよ。ね?」
二人に同意を求めるように美希ちゃんと翔也を見つめると、二人とも、うんうんと頷いた。
「えぇーそう?」
疑いながらも納得してくれたようで、めぐは本題に入った。
「これ、部活の予定表。さっき部長に渡されたの」
「ありがとう」
めぐから部活の予定が書かれた紙を受け取ろうとした時、急にめぐが話し出した。
「あ!そう言えば昨日先輩とデートだったんでしょ?どうたった?」
ドキッとして、肩が揺れた。
その反応に3人が首をかしげるようにわたしを見てきた。
「……喧嘩でもしたの?」
壊れ物に触るように、恐る恐る小さくめぐが聞いた。
「い、いや…喧嘩はしてないけど……」
そこまで言って口ごもると、それ以上3人はなにも言ってこず、黙ってわたしが再び話し出すのをただ待っていた。