青い春と出会った恋


「わたし…本当に自分でも最低だと思うんだけど…」

これ以上先の言葉を口に出すのが怖かった。


どう思われるだろう?という気持ちが正直あった。

自分の蒔いた種だけど、やっぱり失望されたくない、という気持ちがある。


そんなどこまでも自分勝手な気持ちに、心底ガッカリした。


だけどこのまま黙っていても、みんなに心配をかけるだけだ…そう思ってわたしは再び口を開いた。


「ゆ、悠馬に告白されて……それから、わたし…自分でもどうしたらいいのか分からないくらい頭の中がごちゃごちゃで…正直言うと、このまま先輩と付き合っていける自信がない…」


そこまで言うと、もう顔を上げて3人の表情を見る事ができなかった。

ただただ机を眺めた。


この沈黙が、実際何秒だったのか分からない。

だけど体感的に、ものすごく長く感じた。


< 212 / 213 >

この作品をシェア

pagetop