美髪のシンデレラ~眼鏡王子は狙った獲物は逃がさない~
ドアノブを回すが当然のように鍵がかかっている。
面倒だと思うと同時に、ある意味ホッとする朔也がいた。
瑠花は時折、鍵をかけ忘れることがあり、その度に但馬がひょっこり現れて怖い思いをしたことがあると、言っていた。
それを知った朔也は慌てて瑠花の研究室に2重ロックを導入した。
宿泊残業も多いと知られている瑠花。
見回りするのは警備のおっさんとはいえ彼らも男だ。
魔が差すことかないとは言いきれないし、外鍵だけならマスターキーを使って入り込むことも可能だからだ。
そこで、内鍵は外部の業者に管理を依頼し、緊急時にロック解除をかけられるシステムを導入した。
まさか、自分で導入したそのシステムに早速苦しめられるとは朔也も思ってはいなかったが、今は無事に、彼女が大人しく部屋で眠っていることを切に願いたい。
警備員立ち会いのもと、マスターキーで外鍵を開ける。
真面目に内鍵をかけていたようで、10cmほど開いた隙間から見ると、室内のソファに瑠花が横たわって寝ているのが見てとれた。
外からインターフォン越しに話しかけ、瑠花に内鍵を解錠させる。
連絡が取れなかった理由と、休日に徹夜してまで残業をしていた理由を問う朔也には答えず、一笑だけして朔也を研究室から追い出した瑠花は相当腹を立てているらしい。
約束の30分で部・課長室に現れた瑠花から飛び出したのは、新商品をしのぐ最新商品のプレゼン資料と試供品、そして退職届だった。
寝耳に水、天井から目薬である(思いもかけず、わけか分からなくてもどかしい)。
完全に心を閉ざした瑠花は、その後も頑なに理由を話そうとしなかった。
何とか屁理屈をこねて夜の食事中に話を聞く約束を取り付けたまでは良かった。
しかし、瑠花の進言通りに、但馬に情報提供をお願いしてみたが何の情報も得られなかった。
やはりアイツは糞である。
面倒だと思うと同時に、ある意味ホッとする朔也がいた。
瑠花は時折、鍵をかけ忘れることがあり、その度に但馬がひょっこり現れて怖い思いをしたことがあると、言っていた。
それを知った朔也は慌てて瑠花の研究室に2重ロックを導入した。
宿泊残業も多いと知られている瑠花。
見回りするのは警備のおっさんとはいえ彼らも男だ。
魔が差すことかないとは言いきれないし、外鍵だけならマスターキーを使って入り込むことも可能だからだ。
そこで、内鍵は外部の業者に管理を依頼し、緊急時にロック解除をかけられるシステムを導入した。
まさか、自分で導入したそのシステムに早速苦しめられるとは朔也も思ってはいなかったが、今は無事に、彼女が大人しく部屋で眠っていることを切に願いたい。
警備員立ち会いのもと、マスターキーで外鍵を開ける。
真面目に内鍵をかけていたようで、10cmほど開いた隙間から見ると、室内のソファに瑠花が横たわって寝ているのが見てとれた。
外からインターフォン越しに話しかけ、瑠花に内鍵を解錠させる。
連絡が取れなかった理由と、休日に徹夜してまで残業をしていた理由を問う朔也には答えず、一笑だけして朔也を研究室から追い出した瑠花は相当腹を立てているらしい。
約束の30分で部・課長室に現れた瑠花から飛び出したのは、新商品をしのぐ最新商品のプレゼン資料と試供品、そして退職届だった。
寝耳に水、天井から目薬である(思いもかけず、わけか分からなくてもどかしい)。
完全に心を閉ざした瑠花は、その後も頑なに理由を話そうとしなかった。
何とか屁理屈をこねて夜の食事中に話を聞く約束を取り付けたまでは良かった。
しかし、瑠花の進言通りに、但馬に情報提供をお願いしてみたが何の情報も得られなかった。
やはりアイツは糞である。