美髪のシンデレラ~眼鏡王子は狙った獲物は逃がさない~
「お好きな席にどうぞ」
聞きなれたスタッフの声に顔を上げると、朔也は斜め前の席に座った、ストレートヘアの少女に目を留めた。
背中辺りまで伸びる濃いブラウンのサラサラヘアは、今日のイベントの゛ヘアモデル゛だと言われても納得するくらいの美しい輝きだった。
思わず触りたくなって手を伸ばそうとした瞬間、振り返った彼女と目が合い我に返る。
色白の肌に、大きなブラウンの瞳。
虹彩がとても大きく見えるのはカラコンなのだろうか?
真偽のほどは、目が合った一瞬のことでは良くわからなかった。
精悍な顔つきはハーフか何かなのだろう。
朔也は、一瞬で彼女に心を奪われたが、それまで、自分主体の恋をしたことはなかったので、その感情の正体を知ることはできなかった。
一方、彼女は朔也に全く興味を示すこともなく、キラキラとした目で陳列されている穂積ソワンデシュヴのヘアケア製品を見渡していた。
その度にサラサラと動く滑らかな美しい髪に目を奪われる。
朔也はこの時、自社の商品で完璧に手入れされた髪の美しさをその目で実感することになった。
聞きなれたスタッフの声に顔を上げると、朔也は斜め前の席に座った、ストレートヘアの少女に目を留めた。
背中辺りまで伸びる濃いブラウンのサラサラヘアは、今日のイベントの゛ヘアモデル゛だと言われても納得するくらいの美しい輝きだった。
思わず触りたくなって手を伸ばそうとした瞬間、振り返った彼女と目が合い我に返る。
色白の肌に、大きなブラウンの瞳。
虹彩がとても大きく見えるのはカラコンなのだろうか?
真偽のほどは、目が合った一瞬のことでは良くわからなかった。
精悍な顔つきはハーフか何かなのだろう。
朔也は、一瞬で彼女に心を奪われたが、それまで、自分主体の恋をしたことはなかったので、その感情の正体を知ることはできなかった。
一方、彼女は朔也に全く興味を示すこともなく、キラキラとした目で陳列されている穂積ソワンデシュヴのヘアケア製品を見渡していた。
その度にサラサラと動く滑らかな美しい髪に目を奪われる。
朔也はこの時、自社の商品で完璧に手入れされた髪の美しさをその目で実感することになった。