永久溺愛〜オトナの独占欲は危険です〜
お風呂に入っている間も悪い方へと考えてしまい。
どうしてこんなにも好きになってしまったのだろうと、自分自身をも恨んでしまった。
体は温かくなる一方で心は冷えていく。
「そんな暗い顔して」
なんて、お風呂から上がれば坂野先輩からは笑われてしまった。
「俺、風呂入ってくるけどひとりで大丈夫?」
「さ、さすがにそれくらいは…大丈夫です」
「じゃあ髪でも乾かして待ってて」
ドライヤーを受け取った私は、部屋に戻って乾かすことにした。
けれどひとりの部屋は寂しくて、不安になって。
本当に馬鹿みたいだ。
髪が乾ききったところでドライヤーを片付け、ひとりその場にうずくまる。