かすみ草揺らぐ頃 続く物語 ~柚実16歳~
……独りでいることに疲れて、一筋の光――純に、フオーカスしたってことか。
 私はそんな風に、感じていた。
 数多の男の中から、選んだのではなく。
 近場で、手が届きそうなところにいる純を、選んだのだと。
 私は、そんなことに怯みもしなかったし、そんな感情を軽視したりもしなかった。
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