かすみ草揺らぐ頃 続く物語 ~柚実16歳~
「そう……。それは痛いね」
「痛いさ」
「だって、たった1回の浮気でしょ。高野先生と彼女は、いっぱいエッチしてきたのに、ずっと妊娠しなかったって、なんか悔しいね」
高野先生は、ははっと軽く笑う。
「直球だな、オマエ」
私は続けた。
「でも、高野先生の子どもよ、って嘘つかれて結婚するよりはマシじゃない? あと、堕ろしちゃって、それを隠されてずっとつきあっていかれるよりもマシだと思うけど」
先生は私を見る。
組んでいた手を離し、ぽりぽりとあたまを掻いている。
「痛いさ」
「だって、たった1回の浮気でしょ。高野先生と彼女は、いっぱいエッチしてきたのに、ずっと妊娠しなかったって、なんか悔しいね」
高野先生は、ははっと軽く笑う。
「直球だな、オマエ」
私は続けた。
「でも、高野先生の子どもよ、って嘘つかれて結婚するよりはマシじゃない? あと、堕ろしちゃって、それを隠されてずっとつきあっていかれるよりもマシだと思うけど」
先生は私を見る。
組んでいた手を離し、ぽりぽりとあたまを掻いている。