かすみ草揺らぐ頃 続く物語 ~柚実16歳~
「純くん」
 後ろから香花ちゃんがやってきたのも、燗に触った。
「……彼女に協力してもらったら? 文芸部なんだし、いつも一緒にいるじゃん」
 イヤミになってしまった。
 でもそんなことでもぶつけないと、私のこころの遣り場がない。
 純は口を真一文字に結ぶと、香花ちゃんに促されるようにそのまま行ってしまった。
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