かすみ草揺らぐ頃 続く物語 ~柚実16歳~
「な……何?」
ぼーっと考え事をしていた私だったので、少々驚いてしまった。
先生はそのまま脇に車を停めると、“ちょっと待ってて”と云い、車から出て行ってしまった。
何だろう――誰か生徒に目撃されたか。それで先生は焦って逃亡――。
そんな想像を巡らせながら、フロントガラスに目を走らせると。
そこには、白髪のお婆ちゃんが倒れていた。
尻もちをついて、そばに杖が転がっている。
先生は一目散にそこへ駆け寄った。
そして声をかけ、そっと身体を支え起こしてやる。
ぼーっと考え事をしていた私だったので、少々驚いてしまった。
先生はそのまま脇に車を停めると、“ちょっと待ってて”と云い、車から出て行ってしまった。
何だろう――誰か生徒に目撃されたか。それで先生は焦って逃亡――。
そんな想像を巡らせながら、フロントガラスに目を走らせると。
そこには、白髪のお婆ちゃんが倒れていた。
尻もちをついて、そばに杖が転がっている。
先生は一目散にそこへ駆け寄った。
そして声をかけ、そっと身体を支え起こしてやる。