かすみ草揺らぐ頃 続く物語 ~柚実16歳~
「ふむ。で?」
「で、って……何か切ないんだけど甘い恋って感じ」
「ほう。じゃあ」
「じゃあ、って……」
「作詞してくれ。期日は今日中」
「は? 授業中にでも内職しろと」
「そういうのアンタ、得意だろ」
私は何も言い返せず、ふと視線をやると教室の真ん中辺りの席にちょこんと座っている子がいた。
「で、って……何か切ないんだけど甘い恋って感じ」
「ほう。じゃあ」
「じゃあ、って……」
「作詞してくれ。期日は今日中」
「は? 授業中にでも内職しろと」
「そういうのアンタ、得意だろ」
私は何も言い返せず、ふと視線をやると教室の真ん中辺りの席にちょこんと座っている子がいた。