かすみ草揺らぐ頃 続く物語 ~柚実16歳~
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やがて季節は本格的な冬を迎えた。
私の住む、この地方都市ではクリスマス頃に積雪があるだろう、と、テレビのなかの気象予報士が言い”ホワイトクリスマスが楽しみですね“と添えた。
あれから純は歌うことを止めたみたいだった。
ただひたすらに、作曲をしていた。
軽音部に顔を出すものの、機材を駆使して曲を録音して溜めていたようだ。
教室にいても、ウオークマンを耳に入れて机に突っ伏していた。
若しくは、苦手なはずの楽譜とひたすらに向き合っていた。
一方、私はというと――。
「このままじゃ、また冬休み返上で補講だぞ」
やがて季節は本格的な冬を迎えた。
私の住む、この地方都市ではクリスマス頃に積雪があるだろう、と、テレビのなかの気象予報士が言い”ホワイトクリスマスが楽しみですね“と添えた。
あれから純は歌うことを止めたみたいだった。
ただひたすらに、作曲をしていた。
軽音部に顔を出すものの、機材を駆使して曲を録音して溜めていたようだ。
教室にいても、ウオークマンを耳に入れて机に突っ伏していた。
若しくは、苦手なはずの楽譜とひたすらに向き合っていた。
一方、私はというと――。
「このままじゃ、また冬休み返上で補講だぞ」