かすみ草揺らぐ頃 続く物語 ~柚実16歳~
手助けしたい、と、次の瞬間には思っていた。
制服のポッケから、いらないメモ帳と入っていた鉛筆を取り出す。
“言葉にできない 切なさの言葉”
そう、書き記して。
少し考えあぐねて、ペン先を走らせた。
“ららら ら に
込めても
切なすぎて風にならない”
そして書いたものを、純に見せる。
彼は数度頷いて、そして気を取り直したかのように、ギターを構えて歌う。
そして、うん、と頷いて。
「これがいい」
と、ひと言呟いた。
私には、どっちがいいとかダメとか解らなかったけど。
制服のポッケから、いらないメモ帳と入っていた鉛筆を取り出す。
“言葉にできない 切なさの言葉”
そう、書き記して。
少し考えあぐねて、ペン先を走らせた。
“ららら ら に
込めても
切なすぎて風にならない”
そして書いたものを、純に見せる。
彼は数度頷いて、そして気を取り直したかのように、ギターを構えて歌う。
そして、うん、と頷いて。
「これがいい」
と、ひと言呟いた。
私には、どっちがいいとかダメとか解らなかったけど。