かすみ草揺らぐ頃 続く物語 ~柚実16歳~
 ここには誰も知り合いがいないだろう。
 ちょっと若く見えるハタチ、とでも言えば、何とか言い訳ができるだろうと思ったのだ。
 純にはお叱りを受けるかな、とちらっと思ったけど。
「気が合うじゃん」
 そう言って、カウンターの方へ消えて行った純も、ビールを頼んだんだろうなと思って、一緒なのがまた嬉しくなってしまった。
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