Flower Pink




「……卒業式にまた改めてプロポーズする」



「ずっと……待ってます」



「……うん」



私がそう言うと桜雅さんはまた優しく私にキスをしてずっと抱きしめてくれた。



桜雅さんの心臓の音。



桜雅さんの体温。



全てが愛しくて安心してー……紛れもなく人生で一番幸せだった高一の冬。



____……そして桜雅さんたち3年生は春に華ノ蔵学園を卒業し、Flower Pinkは新しい代になった。




< 413 / 434 >

この作品をシェア

pagetop