ねえ、理解不能【完】






それから妃沙ちゃんとは下駄箱で別れて、一人きりの帰り道を歩く。



妃沙ちゃんのおかげで気分は幾分か回復していた。



それなのに。



「……っ!!?」




......一番望んでないことが起きてしまった。







車道の向こう側、私より少し前の方を歩く、見慣れた背中と小柄で華奢なシルエット。くっついていて、どこからどう見ても恋人同士な二人の姿。


ーー 千草と広野みゆちゃんだ。



今日の占いは絶対最下位だ。こんなに運がないことってある?って笑えてきちゃう。

.......ううん、全然笑えないんだけど。






< 102 / 450 >

この作品をシェア

pagetop