ねえ、理解不能【完】



その日の夜、お風呂でねいりにスキンケアをしたり、髪には久しぶりにトリートメントを施したりなんかして。

ドライヤーも丁寧にした。





お風呂上がりに、そういえば服を決めないと、なんて急に思ってクローゼットを開ける。



「どうしよう.......」


開けて出たのは、ため息。服にあまり興味がない私のクローゼットの中は、なんとも寂しいもので。


デート、なんだから、可愛いお洋服を着ていくべきなんだろうけど、フリフリしたキュートなスカートはないし、ほとんどがズボンだ。


確か、明日は、デパートに行くって広野みゆちゃんが言っていた。
買いたいものもないのに、どうすればいいかな。


クローゼットの中にある服をベッドの上に並べながら、明日の想像をする。

ちゃんと楽しそうな顔ができるか 今から不安だ。

そもそも、デート自体どんなものかあまり分かってないし。ゆうともしたことないし。




< 183 / 450 >

この作品をシェア

pagetop