ねえ、理解不能【完】






「・・・プールとか水着になるの、嫌」

「まさか千草 自分の水着姿みられるのが、恥ずかしいの?! 」

「ちがう、なんでそうなんの」



呆れたみたいにため息をついたと思ったら、そむけられていた顔が私の方に再びむいて。


不機嫌、無愛想、そんな表情なくせに、瞳だけはなんだか甘ったるくて。





「・・・他の男にみられるの、嫌」

「えっ、と」

「・・・青の、そういう姿あんまり見られたくない。でも、青が行きたいなら、・・・我慢する」




きゅう、と心臓が苦しくなる。


見下ろされてるのに、上目がち。
そうやって、私の反応をうかがう無愛想な顔。




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