彼女は実は男で溺愛で

 連休はあと2日。
 彼との距離は縮まったのに、離れたような寂しさがあった。

 生憎の雨模様で、アパートで2人、映画鑑賞をして過ごした。

 変わらずキスをして、けれど軽いキスだけ。

 自分がおかしくなってしまったのかもしれないと、なにも言い出せず、その日も優しいキスだけをして眠りについた。

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