雪の降る日
「ねえ待って……。俺らどのくらい両片想いしてたの……? 寒い中……」

「寒いの嫌いなんですか? 雪は好きなのに?」

「雪はね、好きだけど嫌い」

「?」

「今日は最高に好き」

よくわからない。

「……私は、高之くんと会うといつでもどきどきしてたので、あんまり寒くなかったです」

「……はーくっそ」

高之が春花の髪をまさぐる。

ずっとこうしていたい。

高之もそう思っていてくれたら。

雪が一片、風に吹かれて舞い落ちた。

頬に触れて、一瞬で溶けた。
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