あなたと共に生きて行っていいの?
そして、2015年。夕夏は、アパレルショップの社員になっていた。あれから5年、彼氏は怖くて作れなかった。また、暴力男なのでは?と言うのがどこかにあった。ある日、1人の背の高い男性が来店した。そして、夕夏の店で夕夏のために服を買って、

「つきあってください」

と言ったのだった。最初はよかった。遊園地に水族館、ディズニーリゾート。色んな所につれていってもらった。しかし、1年経った頃からパチンコ屋に入り浸るようになり、デートもパチンコ屋と言うありさま。本性が出たね?と思った頃には遅かった。夕夏の財布から、お札を抜き取るようになっていたのだった。

「サイテー!!さよなら、2度と会わない」

さすがに、自分の男を見る目のなさに、自信を無くしていた夕夏だったのだった。
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