ワケあり花屋(店長)とコミュ障女子の恋
あまりに軽い椿。

海は椿を抱きしめながら、この感情に名前を付けるとしたらなんとつければいいのか分からなかった。

今にも消えそうに儚い椿に大きな不安を感じながら何が何でも椿を守りたいと思ったこの気持ちは・・・なんと名付けたらいいのだろうか・・・



病院に着くとすぐに凌駕が運転席を降りて助手席側の扉を開ける。
そして海が椿を抱き上げて病院の中に向かった。



病院の待合室。
そこに警察が来て、海と凌駕は事情を聴かれていた。

椿の状態を見た病院側が警察に通報したのだった。
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