ワケあり花屋(店長)とコミュ障女子の恋
「それとも、母を断ち切ろうとしている私自身が罰当たりなんでしょうか・・・」
椿は葛藤していた。

このままでは母にとっても自分にとってもいい状況じゃない。
でも今までは母に新しい男ができることでこの状況を打破してきた。

だからここまでこじれてしまったことも十分に椿はわかっている。

それでもいつも陥るこの負のループから抜けだすことができずにいる。

「すみません。自分で答え出さないとですね」
「・・・椿」
「はい?」
話を切り替えようとした椿に海が声をかける。
椿は隣に立ち自分を見つめている海の方を見た。

「椿はどうしたい?」
「・・・わかりません」
「そっか」
「・・・」
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