ワケあり花屋(店長)とコミュ障女子の恋
罪と運命
「なんで食べ放題なんですかー」
凌駕がそう言って海を見る。
「十分だろうが。俺のおごりだぞ?喜べ」
「・・・高級焼肉がよかったな」
そうつぶやきながらも凌駕は嬉しそうだ。
「贅沢言うな。」
海たちは店を閉めてから、近所の焼肉食べ放題の店で食事をしていた。

「椿も食べろちゃんと」
海がバーベキューの時のように、焼肉でもトングを握り凌駕と椿の皿にどんどんと焼けた肉や野菜を入れていく。
椿の好きな海鮮ものもたくさん頼み、もちろん凌駕の好物の肉もたくさん机に並んでいた。

「なんかいいことあったんですか?」
凌駕の言葉に海が「まぁな」と答える。

凌駕は自分が買い出しに行ったあと、椿と海の間に何かがあったことを感じていた。
海の表情がやけにすっきりしている。
椿は泣いたのか少し目が腫れていた。でも、海を見ながら微笑んでいる。

明らかに二人の距離が近くなっていることを感じていた。
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