ワケあり花屋(店長)とコミュ障女子の恋
頼れない性格
「え?どうしたのその目」
「ちょっと・・・」
店に出勤した椿を見て凌駕が声をあげた。

椿が正式に採用されて間もない。

海も凌駕の声に椿をじっと見ている。

「え?それ大丈夫なの?」
凌駕は作業を辞めて椿の方へ来た。
「大丈夫です」
「え?なに?ものもらいとか?」
椿の右目に大げさな眼帯がしてある。
「ちょっと・・・角膜傷つきました。」
「・・・えっ!?」
海もさすがに椿の方へ近付く。

「なんで?」
海の低い声に椿が海の方を見ようとして棚にぶつかる。
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