Sugar Love 番外編③
意地を張って送迎を断らなければ良かったと今日は思った。



一歩一歩が重く、気分の悪さは変わらない。



家にやっと戻るとまだ琉聖は帰っていなかった。



柚葉は何も食べずにナイトウェアーに着替えてベッドに横になった。



あたしは・・・何をしたいの?



身体がぼろぼろになっていく感覚だった。



あたしが倒れたら琉聖さんに心配をかけてしまうというのに・・・。



明日の会社帰り、玲子先生の所へ行こう。



柚葉は眠りに就いた。



< 67 / 108 >

この作品をシェア

pagetop