Sugar Love 番外編③
そして「まだ寝ていなければ・・・・」と言う琉聖の首に腕を回し抱きついた。



「ゆず・・・・点滴中だぞ?」



「ごめんなさい・・・・」



ぎゅっと抱きついて謝る柚葉は叱られた小さな子供に見えた。



琉聖は頭をポンポンと優しく叩いてから身を離した。



「君は子供みたいだな」



優しくやんわり言われ柚葉は照れたように笑った。



その時、病室のドアを小さくノックされて玲子が入ってきた。



ベッドの上に起き上がっている柚葉を見て玲子が微笑む。




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