戦国に散った華
「茶々。お前はとても賢い。

今浅井家がどういう事態にいるか理解できるだろう?」




「父上は....お一人でいってしまわれるんでしょう?

...私達のために」



「そうだ。....よくわかっているな。

父上は御自分の命と引き換えに母上とお前達の命を救ってくれるよう取引をしたのだ。」




「兄上は...?






まさか........」














「私は浅井家の嫡男。私の命も差し出せねばならなくなった







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