花印†blood



「それは…契約をしてもいいってことか?」



ドクンと心臓が跳ねる。


もう決めたこと。

刹那様とだったら、後悔なんてしない。



『はい…』



私が返事をした瞬間、腕を引っ張られ抱きしめられた。



「一生、離してなんてやらないから」



そう、耳元で囁かれた。


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