花印†blood




「俺が頭冷やしてたのは、また別のことだし」



頬をほんのり紅潮させた颯。

それを見て、キュンとしてしまうわたくしは、どうしようもないないですわね。



『別のことって何ですの?』



「はっ!?べ、別に何でもねーよ」



『何でですのー?颯~』



わたくしから視線を反らす颯はとてつもなく可愛いですわ!!





「たくっ誰のせいで…」


『何ですの?』


「……何でもねーよ」








*終*
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