花印†blood



肌身離さず持っていろ

と言われたのに、早速忘れてくるなんて。


刹那様の顔が一瞬浮かび、そして消える。


早く家に帰って、ネックレスがあるか確かめなければならない。


そんな気持ちから、歩く速度が速くなる。


はやく帰らないと…
私の気持ちは焦るばかりだった。












「うまそ~ククッ」

自分を見下し眺める視線にも気づかずに…。


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