アップルミルクティーを君と
「そう言えば、僕らの出会いは昨日だと思ってる?」

「うん・・・。違うの?」

「2ヶ月くらい前かなぁ。FAUSIONの紅茶売り場前で、真由ちゃん、店員さんと言い合いしてたんだよ」

「えっ?」

「アップルティーは、ストレートか、ミルクティーか、って」

「アップルミルクティーに対する真由ちゃんの想い、強かったなぁ。で、僕もミルクティー派だったから、参戦したって訳」

そっかぁ・・・そう言えば、そんなこともあったなぁ。そのときの彼が、田中さん。

「すっかり、忘れてたって顔だな。お仕置きだ」

と言うと、熱い熱いキスを真由にしたのだった。

「た、田中さん。アップルミルクティーが冷めるよ」

「あはは。今日はこのくらいにしてあげる。紅茶を飲もうか」

満面の笑顔で、見つめる田中さん。つ、罪ですぅ、その笑顔は。

~Fin~

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