。・*・。。*・Cherry Blossom Ⅵ《シリーズ最新巻♪》・*・。。*・。
「あ、じゃぁさ!龍崎くんの三味線発表会ってのはどう??文化祭」とリコが言い出し
へ!?
この案にはあたしも目を丸めた。
まぁ文化祭は何も教室を利用しての出しものには限られてない。体育館を貸してもらって出しものを出すのも可能だ。
去年は演劇部が劇を、吹奏楽部が合奏を、他は……あんま思い出せないけれど、マジックショーとかやってた気がする。
ま、まぁ??考えたら戒は舞台映えするだろうし。
「三味線て言ったらアレだよね?羽織袴♪」とエリナが手を合わせ
戒が羽織袴で三味線……
ブー!!!!
想像したら鼻血が。に、似合い過ぎる!!!
「それいいスね!他学年の女子たちも見に来たがると思いますよ」とキモ金髪が手を打ち、
しかし当のご本人は
「はぁ?ヤだよ。そんな見世物みたいなの。それにそんな上手くねーし」と腕を組み顔を歪めている。
とは言ってもそれは謙遜だと言うことをあたしは知ってる。戒の三味線は彼女の贔屓目とかじゃなく上手いと思う。
「でもお前が羽織袴で三味線だったら女子の票は固いぞ!金一封だぞ!」あたしが勢い込むと
「でも俺野郎どもに嫌われてるもん。女子だけの票じゃ何ともなんねぇ……」言いかけて、突如閃いたのか目を開いた。
……な、何かイヤな予感が…
「じゃ、朔羅も一緒に出ようぜ~♪朔羅は琴で♪俺が羽織袴だったらお前は振袖だ☆これで野郎どもの票は固いぜ♪」
なんて言い出しやがった。
「はぁ!?何であたしがっ!」
「え?朔羅、琴弾くの?」とリコが目をぱちぱち。
「姐さんかっこいいっス!!」キモ金髪も勢い込んできて「俺、舎弟いっぱい連れていきます!」
やめろ!お前の舎弟なんてガラ悪いに決まってるじゃんかよ!


