お見合い夫婦の結婚事情~カタブツ副社長に独占欲全開で所望されています~
「つまりは苦手なんですね!!」
まだ入社して間もない真帆でも、不動産業が常に様々なリスクに晒されていることくらいは知っている。それでも、どんなときでも会社を成り立たせなくてはならない立場に彼はいて、実際に沢山の修羅場を乗り越えてきたという。
その彼が、まさかあんなにかわいいカピバラが苦手だなんて!!
くすくすと笑いが止まらない真帆を蓮は頭をかいて見ている。
「…べつに苦手ではない。いいよ、行こう。エサやり」
ふてくされたように言うので、ますます真帆は笑いが止まらなくなってしまう。
「だ、大丈夫です。副社長が苦手なら私、諦めます!」
そう言って南洋の海の大水槽エリアはどこかなと再びパンフレットを広げたとき、突然ぐいっと引っ張られて、薄暗い柱と柱のくぼみに引き込まれてしまった。
「あ…」
驚いて見上げると、蓮が不敵な笑みを浮かべて真帆を見下ろしていた。
まだ入社して間もない真帆でも、不動産業が常に様々なリスクに晒されていることくらいは知っている。それでも、どんなときでも会社を成り立たせなくてはならない立場に彼はいて、実際に沢山の修羅場を乗り越えてきたという。
その彼が、まさかあんなにかわいいカピバラが苦手だなんて!!
くすくすと笑いが止まらない真帆を蓮は頭をかいて見ている。
「…べつに苦手ではない。いいよ、行こう。エサやり」
ふてくされたように言うので、ますます真帆は笑いが止まらなくなってしまう。
「だ、大丈夫です。副社長が苦手なら私、諦めます!」
そう言って南洋の海の大水槽エリアはどこかなと再びパンフレットを広げたとき、突然ぐいっと引っ張られて、薄暗い柱と柱のくぼみに引き込まれてしまった。
「あ…」
驚いて見上げると、蓮が不敵な笑みを浮かべて真帆を見下ろしていた。