呟くのは宣伝だけじゃありません!~恋も仕事もTwitterで!?~
「へぇ、なにを?」

「ミツミさんとSMOOTHさんのリプを、他社にものをねだる卑しい奴、みたいなことを言うんで、Twitterで他社に自社商品をモニター宣伝してもらうことの効果についてしっかり説明して差し上げました」

「すげーな」

おかしそうに肩を揺らし、声を殺してくつくつと滝島さんは笑っている。

「それで、どうだった?」

「わかったって認めてくれました。
しかも今日の申請、少しだけ緩くなってたんですよ!
滝島さんのおかげです」

感謝の気持ちで一杯で、彼へあたまを下げる。

「よせよ。
伊深が頑張ってるからだろ。
この調子でプレゼン、頑張ろうな」

眼鏡の下で眩しそうに目を細め、滝島さんが私を見る。
その顔にドキドキしたけれど、きっとこれは酔っているからで。
だってもう、ワインをグラスで二杯も飲んだし。
そろそろ、やめどきだな。
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