音のない声
始業式が終わり帰ろうとした時

「爽、一緒に帰ろうぜ」

蓮だ、まーでも特に用事も無いし今朝拾ったのを夜に届けに行っても大丈夫だろ

「おう」

俺らは2人で学校を出た

「なー、爽、お前って彼女とかいるのか?」

「はー?いねーよ」

「え!いねーの!?」

「そんな驚かなくたっていいだろ」

「だってお前、結構イケメンだぞ?」

「何言ってんだお前、お前だってイケメンだろ」

「そんな事無いって…ってかなんだこれ」

蓮は俺の鞄のポケットに入っていた朝の女子大学生の生徒手帳を取ってパラパラめくり出した
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