エリートパイロットの独占欲は新妻限定
お互いの告白が唇を引き寄せ、重なり合う。優しく食むようにして、その存在を確かめながらキスの熱を上げていく。
これまでの智也とのどのキスとも違い、その先を感じさせ、それが余計に由宇の胸を高鳴らせる。
智也の舌先に唇の合わせ目をなぞられ、誘導されるように開くと熱い舌が入ってきた。
口腔内を優しくかき回され、口の端から吐息が漏れる。頬に触れていた智也の手が離れ、由宇の腰をぐっと引き寄せた。
智也と想いが通じ合った奇跡が由宇を酔わせ、キスをより刺激的にしていく。
「……由宇、もう我慢の限界。ベッドに行こう」
囁き声が耳から脳神経を甘く揺さぶる。智也は由宇を軽々と抱き上げた。
ベッドへ移動するまでのわずかな距離もキスを交わし合う。唇の触れ合う音と自分の心音に翻弄されて、胸は苦しいほどに高ぶった。
ほどよいスプリングのベッドに由宇の体を沈め、智也の体が重なる。両手をしっかりと繋ぎ、絡めた指先に感じる互いの熱が早く発散したいとくすぶっていた。
「由宇がかわいくてたまらない」
「私はかわいくなんて……」