腕の中の静けさは・・・
ケーキを食べながら会社のことや共通の友達や家族のことを話してたオレたち。

ふと立ち上がった天音が窓の外を覗く。




『もぉ~なんでかな。笑』

『なにがすか?』





『どうして聞かないのよ?』

『だからなに?』






『おかしいなって思ってるんでしょ?』






『思ってるヨ。ずっと思ってたヨ。』





『やっぱり・・・・』




『聞いてもいいんスカ?』







『・・・・・・』



『オレが一番聞きたいことっすけど・・・』






振り向いた天音の瞳から大粒の涙がこぼれた。

でもすぐにまた窓の外を見つめた天音をソファーに座ったまま見ていた。











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