腕の中の静けさは・・・
パニック状態の天音にもう一度、今度は深いキスをする。




さすがにそれには抵抗した天音。









『な、にするの?ユソン?』


『あきらめて。その人のことあきらめて。』

『ユソン・・・・』


『じゃなきゃ・・・あきらめてくれなきゃオレが困る』



『・・・・・なに言ってるの?』




『オレ・・・天音が好き。ずっと前から好き。』







『ぇ、、ちょっと待って、、ユソンなに?だって、あなたには彼女いるじゃない?』




『いないし・・・勝手にそう思い込んだの天音だし』


『だって日本語おぼえるって言ってたじゃない』



『そーすよ。天音と話したいから。オレが好きなのは天音。彼女なんていないし、彼女になって欲しいのは天音。彼女にしたいのは天音。』





腕の中で力が抜けて崩れそうになる天音を強く抱きとめた。









『オレのものになってほしいから、アメリカ人はあきらめて?』


『・・・・・・・』







腕の中でキョロキョロうろたえる天音をじっと見つめた。











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