腕の中の静けさは・・・
ずっと不機嫌なユソン(笑)。


カノンと楽しそうに遊ぶシオンを見つめながらブツブツ言っている。





「ボクの女ってさ、なに?どーゆこと?どーゆーいみ?ねぇえ?」





そのままでしょ。。ウフフ(笑)

ボクのおんななんて、、きゃは(笑)

なんかシオンってばかっこいいよ////
しかもあんな口調のシオン初めてだしククク(笑)






「きゃ!」

イスが急に移動してびっくり!
辿り着いたそこは不満そうな顔のユソンの足の間で・・・


けっこう離れて座ってたはずなんだけどぉ、、
きっと長い足をイスに掛け引き寄せたに違いない。






「重かったでしょ?」

「どってことない」

「びっくりするよ?急で(笑)」

「ボーっとニヤニヤしてるからじゃん!」

「えっへ(笑)そんなニヤニヤなんてしてないし、、」

「って顔が崩壊してるけど」



「ほ、、ぅかいって・・・」

「そんなにうれしかったの?」

「うん////」



「やべぇ、な。オレも本気だすか」

「はぁ?」



「負けらんねーから」

「本気って、、今まで手抜きだった?もしかして?」

「っ!!全力に決まってんだろ!」

「あ、、、うん。ありが、、と」



「オレのなはずだけど、、、ある意味アイツだけには負けらんねーから」

「ぁぁ、、」




ヘンテコな勝負。

ま、放っておこう。シオンは気にしていないだろうから・・・(笑)




その日のお昼過ぎ、ウィリーママに連絡をしてみたけど
釜山にいるらしくて会う事は難しそうだった。

またゆっくり会うことにして電話を切る。


ユソンにも報告すると
「ん、また来ればいいよ」って。













次の日の便で日本へ向かい、お墓参りをしてお兄ちゃんの家に向かった。


お互いの近況を伝え合ってユソンはお兄ちゃんと楽しそう。

私は義姉さんと子供たちを見ながら話は尽きない。


子供たちもワイワイ。かなり遅くまで騒いでいた。

一泊させてもらってその足でアメリカへ帰国した。













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