腕の中の静けさは・・・
ただただ泣く天音を抱きしめて声を掛けるでもなく一緒の時間を刻む。









ふわぁ~~~~





!?




胸元で聞こえたそれ。









・・・・・・・




・・・・





「え?」




「ん?」








「いまの、、え、、?ぇぇ、、???」






「・・・・・」

「あくびした?もしかして?」








「・・・・・・・・・ゴメン」









「ぷっ(笑)ひゃひゃ。。。。もぉーなんなんすかぁーーー(笑)」

「スミマセン」








ったく、なんか一気に気が抜けたっすよ(笑)


あの状況でぇ、あくびとかマジ驚くし(笑)





そして今は腕の中でスヤスヤ寝てるし・・・


もぉ、、ほんとっ、なんなんっすかね・・・(笑)






きゅって抱きしめなおすと

きゅって同じだけ抱きしめられて・・・





ぎゅぅぅ、、、って抱きしめると小さく聞こえた「ぅぐ、、」ってうめぎごえ(笑)

同時にぎゅぅぅ、、って。





笑。


ふわって緩んだ口元にキスをした。





「おやすみ」





チャルジャ(おやすみ)って微かに動く唇にもう一度キスをした。


たまんないっすね・・・



















ひょいって私を抱き上げて「ねるっすよ~」って子供たちが眠る寝室へ向かった。

モゾモゾベッドにもぐりこむ私を笑いながら抱きしめたユソンの小さな声。


「明日一緒にはなそ」って。




チャルジャ(オヤスミ)…ユソナ。









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