腕の中の静けさは・・・

eighteen

少しだけ飲んだ酒はとっくに覚めていて溜まったココ何日の洗濯をした。

ココに来た日に取り込んだ天音の洗濯物はそのまま。



そのままどうすることも出来ずにいた。




「ざぶっ、、、」
洗濯物をベランダに干す。





ベッドに入り一応電話を待ってみる。

でもその日はかかってはこなくて、心配していると見慣れない番号はアメリカから。




少し考え込んでタップする。




【はい・・・】

【パクさんの番号ですよね?】

【あ、はい。】

【私シオンくんの担任のスミスと申します。】


え?





【、、いつもお世話になっています。なにか、、シオンになにかありましたか?】

【いえ、なにかって訳ではないのですが、少し気になったのでご連絡差し上げました】

【そうでしたか・・・すみません】


【奥様は今、ソウルと伺っていたので】

【あ、はい。で?】


【はい、、いつもと様子が違うので気になっていて、ボーッと外を眺めてることが多くて集中していないというか、、もし怪我や事故があってはと思いまして・・・】

【、、、そうでしたか。すみません。】

【お父様なにか心当たりございますか?】






自分もソウルに居ること、天音が事故にあったこと、そして今の状況、今後のことを
手短に話した。


















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