腕の中の静けさは・・・
その日の夜、オレは夢を見た。
昼下がりの公園
辺りは真っ白な雪でカノンとシオンと3人で雪だるまを作っている
ふと視線を上げると天音が立っていて
その隣には・・・
繋がれた手。
見えるのに見えない。
いつだったか天音が話してくれた・・・・・夢の話。
飛び起きてICUへ走った。
「ど、うしました?すごい汗ですよ?大丈夫ですか?」
「あ、はい。こんな時間にすみません。ど、、うですか?」
「そうですね、、」って視線を天音にうつす看護師さんにお願いして部屋に戻った。
その日を堺にオレの夢は毎晩同じ・・・
そう言えば天音も言ってたっすね。
毎晩、、同じって・・・・・
「オンマ・・・・」ってガラスに張り付くように時間を過ごすカノン。
その横で唇をかみしめながらカノンの肩を抱くシオン。
そんなふたりの様子を涙ながらに見つめるアボジとオモニ。
その横で何も出来ないオレ。
眠ることが怖くなっていた。
きっと天音も同じだったンすよね・・・
今頃気付くなんて・・・
天音、、ごめんな。
毎晩、飛び起きる。
でも夢にも天音が居てくれることが少し気持ちを穏やかにしてくれていることに気付いていた。
ミネラルウォーターを一気に飲み干すとゆっくりベッドに身を預けるとおちる様に眠りにつく。
そんな夜を何日やり過ごしたのだろう・・・
もうそんなこともわからないくらいにオレも参っていたのかもしれない。
「カノン!!!」わがままを言うカノンに大声を上げてしまった。
ハッとした時にはカノンの腕の中で・・・
・
昼下がりの公園
辺りは真っ白な雪でカノンとシオンと3人で雪だるまを作っている
ふと視線を上げると天音が立っていて
その隣には・・・
繋がれた手。
見えるのに見えない。
いつだったか天音が話してくれた・・・・・夢の話。
飛び起きてICUへ走った。
「ど、うしました?すごい汗ですよ?大丈夫ですか?」
「あ、はい。こんな時間にすみません。ど、、うですか?」
「そうですね、、」って視線を天音にうつす看護師さんにお願いして部屋に戻った。
その日を堺にオレの夢は毎晩同じ・・・
そう言えば天音も言ってたっすね。
毎晩、、同じって・・・・・
「オンマ・・・・」ってガラスに張り付くように時間を過ごすカノン。
その横で唇をかみしめながらカノンの肩を抱くシオン。
そんなふたりの様子を涙ながらに見つめるアボジとオモニ。
その横で何も出来ないオレ。
眠ることが怖くなっていた。
きっと天音も同じだったンすよね・・・
今頃気付くなんて・・・
天音、、ごめんな。
毎晩、飛び起きる。
でも夢にも天音が居てくれることが少し気持ちを穏やかにしてくれていることに気付いていた。
ミネラルウォーターを一気に飲み干すとゆっくりベッドに身を預けるとおちる様に眠りにつく。
そんな夜を何日やり過ごしたのだろう・・・
もうそんなこともわからないくらいにオレも参っていたのかもしれない。
「カノン!!!」わがままを言うカノンに大声を上げてしまった。
ハッとした時にはカノンの腕の中で・・・
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