腕の中の静けさは・・・
『ねぇ~~~?』

『ん~~~~~~~?』


『いくらなんでも日に焼けるよ?』

『あ~~・・・うん。そうだね。そろそろ戻る?』


『あい~~~~~』








来たとき以上にオールをコキコキ・・・笑。


階段にボートをつけてコテージに上がる。









『あっはぁ(笑)ホントだね。ユソン真っ赤だよ』



う!チャンス!!








『天音だって』

『え~私こんなだもん平気だよ』

『いくら完全防備とはいえこの日差しじゃ焼けてるってぇ』





どれどれとか言いながらチラって・・・・・・うは。。





『どぉ?』

『それじゃ、よく見えないよ。お風呂はいって確かめてみたら?』

『え!そんなに?』


『さぁ~~ねぇ~~』

『ええ~~ちゃんと見てよ』

『だってソレ。きついから見にくいもん』

『ぁ~~~しまった。。。ちょっとのんびりしすぎた。。。失敗』


『どうせなら水着きればよかったね』

『・・・・・ん、』



って意外にもかなり落ち込む天音の肩を押しながらバスルームへ向かう。


でも本当は疲れてたんだよなって少し心配になった。







『ひゃ~~~~~パソコンで見たのと同じだぁ~~きゃ!!見て見てユソン!!!
すごいよ~~素敵ぃぃぃ~~~~』



目がキラキラしちゃってさ。

パタパタ脱ぎ始めてる・・・・・アハ。





オレいるのわかってる?気付いてるのかな?

憧れだった南国は天音をも開放的にするってか?笑・・・・・うほっほ。




って・・・・

『なんで?』





『ん?』

『なにそれ?』



『え?』

『なんで着てんの?』

『着るでしょフツー(笑)』

『さっき着てない感じ醸し出してたジャン!!!』

『ん~って言っただけで着てないなんて言ってないもん』





しかもチューブトップのビキニ・・・

さっき見たとき気付かないはずだ。



やられた。











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