腕の中の静けさは・・・
『神妙な顔してどうしたの?』

って言いながらたぶん本当にそんな顔してるんだろうオレを見て笑ってる


もう一枚持ってきたタオルで急いで自分の身体もふき取り急いで抱きしめた。



何度もキスをして何度も抱きしめて何度も触れ合って


『ずっとオレの腕の中にいて・・・・』

『ユソナ・・・サランヘ・・・』


お互いが囁きながらひとつになった。





サランヘ。
気付いてる?

キミは恥ずかしいからそういうのかもしれないけど・・・・・

オレにとっては「アイシテル」よりリアルなんすよ?


わかってる?

だからオレは「アイシテル」って言いたいし言ってると思う。



お互いの母国語。

それはもう自分の母国語にも近いけど・・・


時として響き方が違うのはしょうがない。

「サランヘ」も「アイシテル」も愛しさは同じ。



でも・・・きっと気付いてるし、わかってるンすよね。





だってキミは・・・・・

『ふふ(笑)ユソナさらんへよぉ~~クスクス』






ほらね。







『うん!おっれも~あいしてるぅ~~天音~~(笑)ぬはっ』



笑って抱き合いながらそのまま眠りに誘われていった・・・・・













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