愛され女子の激甘コレクション
「ずっと嘘ついてきて……その上真梨を傷つけるなんて、本当にすまない……。俺、お前の前から消えるから」
背を向けて立上がろうとした獅月を私は、思いきり抱き締めた。
「わ、私ね、獅月にはCカップだって言ったけど本当はBカップなんだよ。それに、獅月にもらったワンピースもったいなくて着れないって言ったけど、飲み会でワインこぼしちゃったからだし、それに、ブーツ履いたら足なんてすごーく臭いし、それに……」
「何だよ、それ……」
獅月、ちょっと笑ってる……?
「とにかくっ、獅月が人間じゃないとしても、そんな嘘はたいしたことじゃないってこと!……ふふ、私たち嘘つきだね……」
笑ったつもりだったのに、同時に涙がこぼれてしまう。
背を向けて立上がろうとした獅月を私は、思いきり抱き締めた。
「わ、私ね、獅月にはCカップだって言ったけど本当はBカップなんだよ。それに、獅月にもらったワンピースもったいなくて着れないって言ったけど、飲み会でワインこぼしちゃったからだし、それに、ブーツ履いたら足なんてすごーく臭いし、それに……」
「何だよ、それ……」
獅月、ちょっと笑ってる……?
「とにかくっ、獅月が人間じゃないとしても、そんな嘘はたいしたことじゃないってこと!……ふふ、私たち嘘つきだね……」
笑ったつもりだったのに、同時に涙がこぼれてしまう。