愛され女子の激甘コレクション
……可愛い。

だんだん理子の声が大きくなってきたから「隣に聞こえるだろ」たしなめたけれど、多分逆効果だ。

余計に興奮した理子に潤んだ目でお願いしてくる。

ぶつかり合う音と我慢出来ない理子の声は丸聞こえだろうけど、もうどうでもいい。

思い切り激しく動くと、悲鳴に似た声が響いた。
「……圭二っ、私……だめっ……」

頼むからこんな時に名前を呼ばないでくれ。

他の奴の名前もこうして呼ぶのかと思うと嫉妬でおかしくなりそうだ。
理子が俺のことしか考えられないようにしたい。
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