愛され女子の激甘コレクション
実戦経験のない私にはこの先どうすればいいのかなんてわからなかったけど、慣れてる彼は完全にリードしてくれて、気が付いたらベッドの上だった。

「出会ったばかりの男とこんな事しちゃう子なのに、恥ずかしがるのが、またいいね」って、上機嫌の彼。

お酒も相当煽ってきたんだろう。
獣の目をした妖艶な笑みは、私が初めて見るものだ。

知らない場所を愛撫されて、思わず大きな声が漏れた。


「エロい声……やっぱり、声も似てる……」

「え?」
小さな呟きに聞き返したけど、「何でも。それより、こっちも欲しいでしょ」とまた違う場所を責められる。

気が付くとゆっくりと時間をかけて開かれた身体は、彼のものを受け入れようとしていた。

「……いいよね?」
段々と密着しながら、彼が最終確認をするから、私は「うん」と頷いた。
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