愛され女子の激甘コレクション
少し苦しそうな彼の顔が近づいてくる。
正直下半身は引き裂かれるように痛い。

悲鳴を上げたくなるのを必死で堪えて、私はキスをねだった。

間近で見られたら、ばれちゃいそうで。

でも……こんなに痛いものなの。
本当にただただ痛い。
無理無理無理、と思いながら、私はゆっくりと頷いた。

「はぁっ、はぁっ、気持ちいい……」
彼は一生懸命に腰を押し付けてくる。
気持ちいいふりしなくちゃいけないことくらい解ってるけど、とても出来そうにない。

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