愛され女子の激甘コレクション
気恥ずかしい思いを抱えたまま並んで空を見ていると、流れ星が目の端を掠めた。

「さつきさんの、恋人になりたい」
隣からの呟きに「え?」と顔だけ横を向ける。

何言ってるの……?

「ねぇ、さつきさん、僕……」
恥ずかしそうな顔で見つめてくる表情は妙に色っぽい。はじめとは別人みたいに、舌を絡めて唇を奪われた。

「さつきさんのこと好きだよ」
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