愛され女子の激甘コレクション
「夜の公園は危ないよ。さつきさん」
私と同じだった身長は頭ひとつ分追い越されて、声変わりも済んだ。
雑誌から抜け出してきたみたいなイケメンは、間違えるはずがない。
今思い出してたんだもん。
「立夏……? 何してるの?……あ、誕生日おめでとう」
ぽかんと見上げて思い付いた言葉を発した私に、立夏は嬉しくて堪らないと言いたげな笑顔を向けた。
「覚えててくれてんだ。ありがとう。でも何してるのはひどいなぁ。やっと迎えに来たのに」
聞きたいことは色々あるんだけど上手く出てこない。
「今日はちょっと寒いね。さつきさんの家、入れてくれない?」
当たり前みたいに手を繋いできた立夏の提案に、まぁいっか、と思って部屋に招き入れた。
私と同じだった身長は頭ひとつ分追い越されて、声変わりも済んだ。
雑誌から抜け出してきたみたいなイケメンは、間違えるはずがない。
今思い出してたんだもん。
「立夏……? 何してるの?……あ、誕生日おめでとう」
ぽかんと見上げて思い付いた言葉を発した私に、立夏は嬉しくて堪らないと言いたげな笑顔を向けた。
「覚えててくれてんだ。ありがとう。でも何してるのはひどいなぁ。やっと迎えに来たのに」
聞きたいことは色々あるんだけど上手く出てこない。
「今日はちょっと寒いね。さつきさんの家、入れてくれない?」
当たり前みたいに手を繋いできた立夏の提案に、まぁいっか、と思って部屋に招き入れた。